コロンビア大学に通っているときにドンキを踊りました!~その1 VISA取得~
19歳の時に日本の大学を休学してNYのコロンビア大学に通いました。
アメリカ合衆国前大統領のオバマさんやゴシップガールのブレアも通った Ivy League(アイビーリーグ) に属する名門大学として知られ、ノーベル賞・アカデミー賞受賞者を数多く輩出している名門校です。
そこのAmerican Language Proguram (ALP) 課程を修了しました。
というとすごそうですが、実際は大学に入学する前の語学学校っていうところですかね(笑)
それでも、校舎はエリート一般学生と同じところ。部活も一般学生と一緒です。わたしは、日常会話レベルだったので、ALPの中でも初心者コースでしたが日本から来ている上級者コースの方は東大生だったりしました。
18歳の時からNYの AJKUM BALLET THEATER でジュニアアーティストとして踊らせていただいていたのですがアメリカで就労ビザを取るということは本当に大変で、実績もない日本人の子にはハードルが高過ぎました。
そこで、3か月の観光ビザ(ESTA)で日本とNYを行ったり来たりしていました。
しかし3回目のアメリカ入国あたりから、入国審査でビクビクするようになりました。帰国する際の搭乗券をもっていることは絶対条件で 《 観光の後は必ず日本に帰国します 》アピールをしないとアメリカに入れてもらえません。4回目の入国を終えた後、もう観光ビザは通用しないと感じました。
不法侵入 不法滞在 不法労働 が後を絶たないアメリカならではの対策なのでしょうが、いつも審査の時は ”入国拒否” される恐怖との戦いでした。

そこで、学生ビザをとれば、ビクビクせずに入国できると考え学生ビザをとることにしました。NYには語学学校がたくさんあるのですが、あまり知られていないところだと、入国の際に不審がられると思い、いっそのこと入国審査官誰でも知ってる学校にしようと思いコロンビア大学のALPにしました。
しかしながら学生ビザが簡単に取れるわけでないのがアメリカ。独身の女性は落とされやすいときいていたので、 ”在大阪・神戸米国総領事館” の前でビザが取れなかったのか泣きながら帰っていく親子とすれ違た時にはどきどきしました。
◆語学学校といえど誰もが知っているコロンビア大学の入学許可証。
◆一年働かずに暮らせるくらいの預金通帳の残高(学生ビザは基本就労してはいけないので預金通帳にその期間働かないで暮らせる金額が入っていないとビザがおりません)
などの必要書類をもっておじさん審査官の前にいくと、いくつかの質問の後、「ビザOKです。ビザは、パスポートに貼られて一週間以内に届くよ。」と。
結果はクリアー!
しかも後日届いたビザはなんと 5年!
しか~し、がんばってとったアメリカのビザですが、半年後にはロシアに行くことになりそのビザでアメリカ入国したのはたった1回だけなのでした。


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ロシアに来て5年。サンクトペテルブルグのバレエ団でファーストソリストとして踊っています。ロシアに来る前は2年ほどNYに住んでいました。


3件のコメント
Tatsuo KURODA
すごいですね。既にサンクトで5年もバレイーナで頑張っておられるのですね。サンクトは、まだレニングラードだったころ語学研修で住んでいたことがあり懐かしい街です。今後もかんばって成功して下さい。
asya
ありがとうございます(^^♪
Tatsuoさんがいらしたその頃とだいぶサンクトも変わっていると思うので、街の様子も少しづつ書いていければと思います。
黒田辰男
サンクトの色んなことを楽しみに読ませてもらっています。必ず、メジャーになり成功するよう陰ながら心より応援しています。健康に留意され頑張って下さい。