新しいトゥシューズ買ってみました!



小学校2年生からトゥシューズを履き始め、コンクールや発表会前には一足5000円のトゥシューズを月に4足履きつぶしていた頃もありました。


それが今では1年に2足あれば事足りるという私の足!なんと省エネなんでしょう♡


今回日本に帰っている間に新しいトゥシューズを試したくて、5年ぶり?ぐらいに新しいトゥシューズに挑戦してみることにしました。






私がトゥシューズを履き始めたのは小学校2年生(くらい?)。



昔通っていたバレエスタジオは、トゥシューズテストというものを受け、何人もの先生の前で柔軟からバーレッスン、センターレッスンを見てもらって足がしっかりできている子のみ合格とされ、晴れて憧れのトゥシューズを履くことができるという制度でした。



生まれ持って甲がある子、足の強い子がいるということを、そこで初めて知りました。



甲のある子や足の強い子は、ソール(トゥシューズの底の部分)が固くないと折れてしまったり、すぐに柔らかくなりすぎてダメになってしまうことがあるという話を聞いて、羨ましく思った記憶があります。(金銭的にはトゥシューズがたくさんいるので大変なんですが、足が強い方が良しとされるバレエ界においては憧れでもありました。)




はじめって買ったトゥシューズはチャコットのベロネーゼⅡ。

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ソールが柔らかく、足の強くない子、履き始めの子には向いているトゥシューズだったと思います。






この頃は「つま先をのばして」の意味がよく解らず、甲が出ているバレリーナの足を見て綺麗だとも思っていませんでした。

ほんの一時だけ履いたSWANで発表会。ドンキを踊りました(小学校5年生)。

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週に3回のレッスンだったので、トゥシューズの消費も、足のサイズが変わった頃に購入するくらいだったので年に2~3足くらいだったでしょうか?











レッスンが週5回になり発表会が増え、色々模索しながら落ち着いたのがマヤⅡ。



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ヴァンプが長くて、シルエットがとても綺麗で、プラットフォームが細い分バランスを取るのには適してはいませんでしたが、回転がしやすかったように思います。



トゥシューズの消耗頻度が増えてきたころで、少しでも長く履くためにマツヤニをボックス部分に流し入れて使っていました。




ジャンプ後の着地音がうるさい!といわれた記憶があります。グリシコ製は着地の後「カーン」という木製独特の音が響く感じがします。






小学校6年生からマヤⅠを履きました。


マヤⅡに比べてプラットフォームが広いので安定感があり、バランスを取るのにはよかった気がします。



シルエット的には、マヤⅡが綺麗だったのですが、横幅が痛くなってきたのでこちらに変えました。



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マヤⅠでNBAコンクールに出た高校1年生。






大学生の頃からはゲイナーミンデンに変えました。



その頃NYのバレエ団の研修生をしており、バーレッスンからトゥシューズを履かなくてはいけなかったので、もちがいいゲイナーが適していました。


ゲイナーは従来の木製のものとは異なり、プラスチックでできている為 汗や湿気に強く長く履き続けることができるんです!そして着地音も静かでバランスもとりやすいので、ロシアに来てからもずっと愛用していました。


Pointe Shoes | Gaynor Minden (dancer.com) ゲイナーミンデンHPより


ゲイナーを履いて学んだことは、トゥシューズが洗濯機で洗濯ができることでした!



手洗いをして、洗濯機に入れて脱水まで行っても形が崩れることなく、1年いえ2年履くことができます。

まず、この生地に針を取すことが困難でリボンやゴムを縫い付けるのが大変です。でも一度頑張れば長く履くことができるので、愛情を込めて縫っています。



柔らかくなってきたり、舞台のマツヤニで汚れたソールも 洗濯することで綺麗になり少し強度も戻るという優れもの。





小学生の頃一度購入したことがあるのですが、「10年早い!」と言われたことが常に頭にあり、なかなか手が出せなかったのですが、8年たってひっそりコッソリ履いてみてからゲイナー一筋になりました。




ゲイナーは立ちやすい設計になっているため足が発達しきっていない子供や、筋力が十分についていない人が履くことはオススメされていないので、バレエ学校で禁止されている所も多々ある為、履くときはご自身のバレエの先生に確認してからのほうがいいと思います。

   ↑ゲイナー着用時







前に一度だけトゥシューズの支給が劇場から2足あったのですが、去年一昨年はなぜだかもらえていません💦



その時、ロシア人の団員も皆ゲイナーをもらっていました。グリシコやFREEDを履いている子は私の周りではあまり見かけません。マリインスキーやミハイロフスキーの団員達もゲイナーを履いている人が多いように思います。




そして今回新たなトゥシューズを発見し挑戦してみることにしたのが、このデュバルという商品。

バレエ トウシューズ【 F.R.Duval 】(3.0 )ポイント 最先端技術で作られた ポワント バレエ 最高水準トゥシューズです しなりが美しい 甲が出しやすい ドゥミを通しやすい ゲイナー みたいな立ち心地のポアント デュバル ミニヨン バレエ用品

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ゲイナーはどんどん値上げして一足1,5000円くらい。そして品数も少なく手に入りづらくなってきました。(特にロシアでは在庫がほぼありません)



今日届いたこのトゥシューズは6,050円で、うれしいことにリボンが縫い付けてありました!ゴムも片側だけ縫い付けてあるという至れり尽くせり!リボンとゴムがセットでこの値段はさらに驚きです!



私はゴムはXで縫い付けたい人なのでゴムのみ縫い直しますが、1本の輪で大丈夫な人にとってはとても楽だと思います。




ちなみに私はあまりトゥシューズを加工しません。 リボンとゴムをつけたら、あとはシャンクを足裏にフィットさせる為に2/3の場所でカットするだけです。

プラットフォームをかがろうと何度か思ったのですが、生地の分厚いゲイナーは縫うのが大変なので、いつも縫う前に断念してしまいます笑 その代わり?プラットフォームには皮を貼っておきます。



Duvalはまだ家で試し履きしただけですが、ゲイナーよりもヴァンプとソールが少し固い気がしました。

店頭で試し履きができればいいのですが、まだネット販売のみのようです…

新しいトゥシューズをスタジオで履くのが楽しみです。私の足に合いますように~





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5件のコメント

  • 黒田辰男

    ふと思いましたが、トゥシューズの先端をベアリング入りねじ式トゥシューズの特注品にすれば回転も綺麗にスムーズにでき前衛的な芸術バレエになるのでないでしょうか?ド素人の考えですが。

  • おっちー

    あーしゃさん、はじめまして。
    記事読ませていただきました。

    知らない世界の話だったので、
    興味深かったです。

    そして面白かったです!

    また遊びにきますね (^^)

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