Масленица マースレニッツア
長い冬が終わり、ロシアにも春がやって気ました。
春をお迎えするお祭り《Масленица》マースレニッツア。ロシアでは、小麦粉やそば粉で作る、ロシア版のクレープ「ブリヌイ」を食べてお祝いします。
丸い形のブリヌイは太陽のように見えることから、春の到来を告げるものなのだとか。
5年前、初めてサンクトペテルブルクに到着し、空港までディレクターに迎えに来てもらったあと劇場でブリヌイをごちそうになったことを懐かしく思います。
日本のクレープのような食べ物ですが、デザートというよりもお肉やお魚を挟んだものが主流で、主食という感じです。


ブリヌイは小麦粉だけで作る場合と、そば粉を混ぜて作る場合があります。
そば粉と言えば、ロシアでは “そばの実” もよく食べます。レストランでお肉やお魚を頼むと、「そばの実の茹でたもの(グレーチカ)かマッシュポテト どちらにします?」と、つけあわせをどちらにするか尋ねられます。
そしてこの “そばの実” 。なんとダイエットにとっても向いているんです。
体重管理の厳しいロシアのバレエ学校の寮ではこの“そばの実”のおかゆカーシャ(каша)がよくだされます。
カーシャ(каша)はお粥という意味なので、そばの実のお粥(каша)もあればオートミールをミルクで炊いたお粥(каша)もあります。
そばの実のお粥(каша)は、カロリーがほぼ0kcalで(笑)(一人前8gで24kcalです) タンパク質ビタミンB1、B2が含まれています。小量の ”そばの実” を水でふやかしてから20~30分煮てからいただくのですが、カサが増えて食べごたえがあります。
甘いカーシャもおいしいですが日本人は蕎麦つゆや、お醤油味、味ぽんで食べると全く抵抗なく食べられると思いますよ。
そうそう、マーシャが食べるカーシャはピンク色であまいカーシャです。

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ロシアに来て5年。サンクトペテルブルグのバレエ団でファーストソリストとして踊っています。ロシアに来る前は2年ほどNYに住んでいました。

